古都奈良の都世界遺産鹿の住む都ゆっくりお散歩 あしたならいにしえの南都 咲良の花めぐり SHIKARINチャン

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“社会の平穏安泰、民の健康を願う心は、時を超えてなお優美な姿を伝える世界遺産の地

ここ東大寺でも茅の輪くぐりは受け継がれている。夏の暑さで体調を崩すのは、今も昔も同じだったのだろう。 体調変化・衰弱した身体には、魔物が襲いかかる。

大仏殿の直径2メートルの茅の輪、これをくぐると夏を健康に乗り切れると言われる。
夏の無病息災を願う「解除会(げじょえ)」は、秋に流行する疾病を防ぐために、延喜元年(901年)東大寺別当がお寺に呼びかけて始まったとされる。
午前8時から僧侶らが大仏殿の前で茅の輪をくぐって身を清め、ご本尊盧舎那仏の前で度胸後、堂内に移設され参拝者に茅の輪くぐりが公開される。


7月の行事(2018年・30年)

1日(日)
氷献灯(ひょうけんとう)
氷室神社(ひむろじんじゃ)
氷の器にロウソクを入れ、参道・石段はじめ境内で灯明をお供えします。
氷室神社℡0742・23-7297 
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス(外回り)「氷室神社・国立博物
館前」下車すぐ
 
2日:半夏生(はんげしょう)
かつては夏至から数えて11日目とされていたが、横径100°点を太陽が通過する日と改められる。
農家にとっては、大事な日。これまでに畑仕事・田植えを終える目安とする日。天から毒気が降り、地中にも陰毒を含む毒草が生える伝えがあり、前の晩から井戸や泉に蓋をする。この時期に筍・ワラビを食さない。種を蒔かない。この日に収穫した野菜を食べないなどの伝えを大事にしていたそうです。
この日、うどん県高松市内の一部うどん店では無料振る舞いが行われる。
作物を守り、体を労わる。夏の暑さを過ごす知恵なのかもしれませんね。
 
3日(火)10時頃
茅の輪くくり(ちのわくぐり)
八柱神社(やはしらじんじゃ)
「茅の輪くぐり」とは、氏子総代の方々が茅で直径2mの輪を作り、その茅の輪を「水無月の夏越(なごし)の祓いへする人は千歳の命延ぶというなり」という古歌を唄えつつ、左まわり、右まわりと、8の字を書くように3度くぐり抜けます。
その度に、茅の葉に半年の間に積もった身の罪穢(つみけが)れが移り、身が清らかになり、あとの半年を無事に乗り切れるようにとの願いが込められています。
また「夏負け」しないとも言われています。
都祁行政センター℡0743-82-0201
 
5日(木)法要8時~
俊乗忌(しゅんじょうき)
東大寺俊乗堂(とうだいじしゅんじょうどう)
鎌倉時代に「造東大寺大勧進」として大仏殿をはじめ東大寺の伽藍を復興され、建永元年(1206)、86歳でその生涯を終えられた俊乗房重源上人の御忌にあたる法要。
8時から議論法要が行われますが、法要終了後(11時頃)から16時まで日頃非公開の重源上人坐像(国宝)が一般公開されます。※入堂有料
東大寺℡0742-22-5511
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス(外回り)
「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩約10分
 
7日:七夕・小暑
 
7日(土)9時~16時 法要10時から
弁財天供(べんざいてんく)
興福寺(こうふくじ)
三重塔に安置されている窪弁才天像を供養する行事。
10時から法要。自由参拝
興福寺 ℡0742-22-7755 
近鉄奈良駅から徒歩約5分。
JR奈良駅から市内循環バス(外回り)「県庁前」下車すぐ
 
17日:海の日
 
17日(火)17時~20時(17時以降拝観無料 法要は19時から)
蓮華会式(れんげえしき)
法華寺(ほっけじ)
奈良時代から続く夏の厄除け大祭。法華寺型の茅の輪をくぐって祈願法要を勤めます。17時から茅の輪粥が無料でふるまわれます。
行燈祈願(一基2,000円)、灯明祈願(500円)は事前申し込み要。
法華寺℡0742-33-2261
JR・近鉄奈良駅から西大寺駅・航空自衛隊行バス「法華寺」下車すぐ
 
20日:土用の丑の日(一の丑)
23日:大暑
 
23日(月)16時~
着せ替え法要(きせかえほうよう)
伝香寺(でんこうじ)
「裸のお地蔵さん」として知られる秘仏地蔵菩薩立像の1年に1度の衣替え。お召しになっていた古い衣は、細かく切って「裸地蔵尊御衣の御守」として参拝者に配られます。このお守りは諸願成就・安楽往生に功徳があるといわれています。
伝香寺 ℡0742-22-1120 
近鉄奈良駅から南へ徒歩約10分、
J R奈良駅から東へ徒歩約10分
 
23日(月)19時~
24日(火)19時30分~(両日とも法要は19時30分~)
子安地蔵会式(こやすじぞうえしき)
帯解寺(おびとけでら)
安産、子授けに霊験あらたかな本尊子安地蔵菩薩の大法要。
通り沿いには夜店が軒を連ねます。(23・24両日)
※23日は19時より岩田帯の練供養が行われます。(ミス奈良出仕)
帯解寺 ℡0742-61-3861
JR帯解駅から徒歩約5分。
JR近鉄奈良駅から天理駅・下山行バス「下山」下車徒歩約15分
 
24日(2020年)東京五輪開会式
 
28日(土)8時~
解除会(けじょえ)
東大寺大仏殿(とうだいじだいぶつでん)
大仏様の前に茅草で作った約2mもの茅の輪が設けられ、厄除けの法要が行われます。
この輪をくぐれば、本年の悪病から逃れられるといわれています。
東大寺 ℡0742-22-5511
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス(外回り)
「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩約5分
 


7月の行事トピック

なつの鹿寄せ 小鹿デビュー!?
【日程】7月21日(土)~9月2日(日)の「土曜日・日曜日」 に実施   
【時間】9時30分~ 約15分間・記念撮影有り(奈良の鹿愛護会HP掲載)
※雨天決行・場合によりお休みの日があります。
※各年の開催時期は、変更があります。
春日大社境内 飛火野(春日大社参道南側・バス停からすぐ見えます。)
 
奈良の鹿愛護会 ☎0742-22-2388
       http://www.naradeer.com/
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス(外回り)
「春日大社表参道」下車徒歩約3分
 
 
ポスターコンクール作品募集
【募集期間】7月1日(日)~9月15日(土)
【募集対象】小学生(全国)一人につき一点
【応募用紙】四つ切り白無地画用紙(タテ、ヨコ自由)
奈良の鹿愛護会 ☎0742-22-2388
       http://www.naradeer.com/
 
 
 

7月の誕生花とその由来

7月の各日の誕生花とその由来をお届けします!7月は夏本番を迎え、梅雨が明けて太陽が輝く季節。誕生花も暑さに負けない鮮やかさや力強さを持つ花が多く、夏らしいエネルギッシュなラインナップが特徴です。日本や西洋の文化を背景に、季節感たっぷりの花々を自然に紹介していきますね。では、7月1日から31日まで見ていきましょう!


7月の誕生花とその由来

  1. 7月1日: アジサイ(Hydrangea)
    • 由来: 6月6日と同じく「移り気」を象徴し、梅雨から夏への移行期に咲き続ける姿が7月頭にふさわしいことから再登場。
  2. 7月2日: クレオメ(Cleome)
    • 由来: 「秘密の約束」を表し、夏に咲く華やかな花が暑さの始まりを彩る花として。南米原産のエキゾチックさも影響。
  3. 7月3日: ラークスパー(Larkspur)
    • 由来: 「軽やかさ」を象徴し、7月に咲くデルフィニウムの別名。夏の青空に映える花として。
  4. 7月4日: ハス(Lotus)
    • 由来: 「清らかな心」を表し、夏の水辺で咲く姿が日本の風情に合う。仏教での聖なる花としての歴史も背景に。
  5. 7月5日: ラベンダー(Lavender)
    • 由来: 6月10日と同じく「期待」を象徴し、7月に最盛期を迎える香りが夏の癒しにぴったりとして再登場。
  6. 7月6日: ハマユウ(Crinum asiaticum)
    • 由来: 「どこか遠くへ」を表し、日本沿岸で夏に咲く白い花が海辺の風情と結びついたことから。
  7. 7月7日: スイレン(Water Lily)
    • 由来: 「純粋」を象徴し、七夕のロマンチックな日に水面に浮かぶ花が天の川を連想させるとして。
  8. 7月8日: ホオズキ(Physalis alkekengi)
    • 由来: 「自然美」を表し、日本の夏に提灯のような実が親しまれる。お盆の季節とも関連。
  9. 7月9日: ボダイジュ(Linden)
    • 由来: 「夫婦愛」を象徴し、ヨーロッパで夏に咲く香り高い花がこの日に。菩提樹としての神聖さも背景。
  10. 7月10日: グロリオサ(Gloriosa)
    • 由来: 「栄光」を表し、夏に咲く鮮烈な花が7月の情熱的な雰囲気に合うとして。
  11. 7月11日: ハイビスカス(Hibiscus)
    • 由来: 「新しい恋」を象徴し、南国らしい花が夏の暑さに映えることから。リゾートのイメージも影響。
  12. 7月12日: ノコギリソウ(Achillea)
    • 由来: 「戦い」を表し、夏の野に咲く力強い花が7月の生命力を象徴。
  13. 7月13日: ホテイアオイ(Water Hyacinth)
    • 由来: 「揺れる心」を象徴し、夏の水辺に浮かぶ花が梅雨明けの風情に合うとして。
  14. 7月14日: ナデシコ(Dianthus)
    • 由来: 「純粋な愛」を表し、日本の夏に咲く可憐な花がこの日に。ヤマトナデシコのイメージも。
  15. 7月15日: バラ(Rose)
    • 由来: 6月1日と同じく「愛」を象徴し、夏にも咲く品種が7月の華やかさを保つとして再登場。
  16. 7月16日: サントリナ(Santolina)
    • 由来: 「家庭の平和」を表し、夏に咲くハーブの花が暑さの中の癒しにふさわしいとされたようです。
  17. 7月17日: ハマナス(Rosa rugosa)
    • 由来: 「悲しみは続かない」を象徴し、日本の海岸で夏に咲く野バラがこの日に。
  18. 7月18日: トルコキキョウ(Lisianthus)
    • 由来: 6月28日と同じく「感謝」を表し、夏に咲く優雅な花が7月の暑さを和らげるとして再登場。
  19. 7月19日: マリーゴールド(Marigold)
    • 由来: 5月27日と同じく「生命力」を象徴し、夏の太陽に映える明るい花として再登場。
  20. 7月20日: ネムノキ(Silk Tree)
    • 由来: 「歓喜」を表し、夏に咲くピンクの花が夜に閉じる姿が日本の風情に合うことから。
  21. 7月21日: ルドベキア(Rudbeckia)
    • 由来: 「正義」を象徴し、夏の野に咲く力強い花が7月のエネルギッシュさにマッチ。
  22. 7月22日: ペチュニア(Petunia)
    • 由来: 5月18日と同じく「心の安らぎ」を表し、夏の花壇を彩る花として再登場。
  23. 7月23日: ブーゲンビリア(Bougainvillea)
    • 由来: 「情熱」を象徴し、南国で夏に咲く鮮やかな花が7月の暑さにぴったり。
  24. 7月24日: エリンギウム(Eryngium)
    • 由来: 6月20日と同じく「秘めた愛」を表し、青い花が夏の空に映えるとして再登場。
  25. 7月25日: インパチェンス(Impatiens)
    • 由来: 「豊かさ」を象徴し、夏に咲く色鮮やかな花が7月の活気を表す。
  26. 7月26日: サルビア(Salvia)
    • 由来: 「燃える思い」を表し、夏に咲く赤い花が7月の情熱に合うとして。
  27. 7月27日: フウセンカズラ(Balloon Vine)
    • 由来: 「あなたと飛び立ちたい」を象徴し、夏に実る風船のような姿が軽やかな気分に。
  28. 7月28日: カンナ(Canna)
    • 由来: 「情熱」を表し、夏に咲く大ぶりの花が7月の力強さを象徴。
  29. 7月29日: ダリア(Dahlia)
    • 由来: 「華麗」を象徴し、夏から秋にかけて咲く豪華な花が7月の終わりを飾る。
  30. 7月30日: アサガオ(Morning Glory)
    • 由来: 「愛情」を表し、日本の夏の朝を彩る花として。夏休みの風物詩とも関連。
  31. 7月31日: ヒマワリ(Sunflower)
    • 由来: 「憧れ」を象徴し、夏の太陽に向かって咲く姿が7月の終わりを力強く締めくくる。

補足

  • 7月の誕生花は、夏の暑さや生命力を反映したものが多く、ヒマワリやハイビスカスなど太陽と結びつく花が目立ちます。日本ではアサガオやハスなど、夏の風情を感じさせる花も特徴的。
  • 由来は花言葉、開花時期、文化的な象徴に基づいていますが、厳密な起源が不明なものも多く、現代の慣習で定着したものも含まれます。 

 


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