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“大和のゆり祭” 神武天皇は、日本神話に登場する人物。古事記日本書紀によると日本の初代天皇、皇統の祖とされる。日本の歴史は、ここ率川神社にお祀りする媛踏鞴五十鈴姫命との出会いから始まる。

昔々、この地も流れる率川沿いに花が咲き小鳥の声が聞こえる静かな住まい、開化天皇(9代)の皇居とも言われ、近くには陵がある。このまちなかの小さな神社にも歴史に由来する地名が残る。疫病除けなると言われる笹百合の花は参拝者に愛されている。 

JR奈良駅から三条通りの大きな四叉路交差点を右に少し行くと、開化天皇の宮居の跡といわれる地に、飛鳥時代、推古天皇の元年(593)に、大三輪君自堤(おおみわのきみしらつつみ)が勅命によってお祀りしたという率川神社がある。
 
御祭神は、神武天皇の皇后となられた媛踏鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)を、中殿に向かって左のお社にお父様の狭井大神(さいのおおかみ 人国主命、大物主人神 大己貴命とも呼ばれる。)、右のお社には、お母様の玉櫛姫命(たまくしひめのみこと)が仲良く姫神を護るように祀られている。
 
ご両親がお子様を護っておられるように見えることから、「子守明神」とも呼ばれ、安産、育児、息災延命の神として崇敬されている。
 
そして神社のある町名を「本子守町」、隣が「奥子守町」と呼ばれている。
ご一家は、三輪山麓の峡井川の畔に住むころ、周囲には笹百合の花が見事に美しく咲き、甘い香りに包まれるなか笹百合を摘んでいると神武天皇がお通りになられ、その薫りたつ美しさと聡明そうな物腰に魅了され、皇后とされた。皇后は、賢明で内助の功高く、第二代綏靖(すいぜい)天皇ほかの子をもうけられた。

神武天皇は、天孫降臨された瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の血筋である天津神(あまつかみ)の子孫にあたる。 
一方、皇后のお父様は、天孫降臨前に降りてこられた素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子孫で、すでに古代大和の国を治められていた神々、「国津神(くにつかみ)」なのです。
 
二人の出会い、天津神と国津神の結びつきは、まさに神話から大和の國作り歴史へと歩み出したのです。
 
毎年、故郷三輪山の笹百合が飾られ、三枝祭(さいぐさまつり)、一名「ゆり祭」が厳粛に挙行される。
優美な音に包まれ、巫女による「うま酒みわの舞」などが奉納される。
 
 


 6月の行事(2018年・30年)

5日(火) 11時~
鎮華・菖蒲祭(はなしずめ・しょうぶさい)
漢國神社(かんごうじんじゃ)
大和未生流家元による献花が行われます。
漢國神社℡0742-22-0612 
近鉄奈良駅から西へ徒歩約5分、JR奈良駅から東へ徒歩約10分
 
5日(火)・6日(水)
5日:16時~法要 
6日:13時~法要・15時~講演会
講堂 9時~16時(予定)
お寺拝観時間 8時30分~16時30分(受付終了)17時閉門
開山忌舎利会(かいざんきしゃりえ)
唐招提寺(とうしょうだいじ)
鑑真和上の命日に和上の高徳を称え冥福を祈る法要が執り行なわれます。
御影堂修理中の為、新宝蔵にて国宝鑑真和上坐像が公開されます。
(※鑑真和上坐像は6月7日まで公開しています)
唐招提寺℡0742-33-7900 
近鉄西ノ京駅から徒歩約10分。
JR・近鉄奈良駅から六条山行バス約20分「唐招提寺」下車すく
 
11日:入梅
 
13日(水) 9時~
黄金ちまき会式
弘仁寺(こうにんじ)
金色のひもで結んだ厄除けのちまきを本尊の虚空像菩薩に供え無病息災・家内安全などを祈祷します。
弘仁寺℡0742-62-9303 
JR・近鉄奈良駅から米谷町行バス約30分「高樋町」下車徒歩約5分
 
15日(金)~8月19日(日)9時~16時30分
(7月蓮咲く時期 土日祝日:7時~同時)
弁天堂神影 宇賀神像(秘仏)特別開扉
(べんてんどうしんえい うがじんぞう ひぶつ とくべつかいひ)
 喜光寺(きこうじ)受付終了16時
喜光寺℡0742ー45ー4630
近鉄大和西大寺駅 徒歩20分、近鉄尼ヶ辻駅 徒歩10分
 
17日(日)10時30分~
鎮華・三枝祭(はなしずめ・さきくさのまつり)
漢國神社(かんごうじんじゃ)
清和四条流包丁式の奉納など、豊作祈願の祭り。
漢国神社℡0742ー22ー0612 
l近鉄奈良駅から西へ徒歩約5分、JR奈良駅から乗へ徒歩約10分
 
17日(日)10時30分~
三枝祭(さいくさのまつり)
率川神社(いさがわじんじゃ)
別名「ゆりまつり」とも呼ばれる。飛鳥時代推古天皇の勅命で創建された奈良市最古の神社です。文武天皇の頃から伝わる日本最古の祭りのひとつです。
笹ゆりの花をかざした4人の巫女が神楽舞を奉納します。
文豪三島由紀夫も小説の中で「これほど美しい神事は見たことがなかった」と書き記している程で、その優雅で古式ゆかしい様子をひとめ見ようと境内は多くの参拝者で溢れます。
率川神社 ℡0742-22-0832 
近鉄奈良駅から南へ徒歩約10分、JR奈良駅から乗へ徒歩約10分
 
17日:父の日
 
23日(土)がん封じ祈祷 8時~16時
竹供養の儀 13時~
竹供養(たけくよう)
大安寺(だいあんじ)
早朝から、がん封じの祈祷が行われ、笹娘による大安寺名物の笹酒が振る舞われます。
13時から竹供養の儀、虚無僧によるお練りや竹林加持尺八奉納演奏など多彩な行事が行われます。
大安寺℡0742-61-6312 
JR・近鉄奈良駅から大安寺・シャープ前・白土町行バス「大安寺」下車、徒歩約10分
 
25日(月)誕生祭11時~、鷽替え神事受付13時~14時、祭14時~
誕生祭と鷽替え神事(たんじょうさいとうそかえしんじ)
日本最古の天満宮 菅原天満宮(すがわらてんまんくう)
この神事は、鷽(ウソ)のお守りをお求めいただき、それを「かえましょう」・「かえましょう」・「かえましょう」と言いながら交換しあいます。数多く交換すればそれだけ「鷽」が「真」に変わると言われています。
菅原天満宮℡0742-45-3576 
JR・近鉄奈良駅から学園前(南)行バス、「阪奈菅原」下車徒歩約5分。
近鉄大和西大寺駅から徒歩約20分
近鉄学園駅前からあやめ池循環バス「菅原神社前」下車すぐ
 


6月の行事トピックス

小鹿公開・赤ちゃん鹿大集合!
【日程】6月1日(金)~30日(土)
【時間】11時~14時
【場所】春日大社境内 鹿苑
協力金:大人300円 高校生以下:無料
愛護会会員:同伴1名まで無料
 奈良の鹿愛護会 ☎0742-22-2388
  http://www.naradeer.com/
 
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス(外回り)
「春日大社表参道」下車徒歩約7分
 
奈良の鹿愛護会 会員募集中
奈良の鹿愛護会は、国の天然記念物奈良の鹿を守るため保護育成事業に取り組んでいます。
個人会員:一口3,000円(一口以上)
法人会員:一口5,000円(一口以上)
寄付金:牧草協賛金 一口1,000円(一口以上)、一般寄付金
納入方法:ゆうちょ銀行・クレジットカード(詳しくは愛護会ホームページを参照)
会員は、小鹿公開・鹿の角きり見学、その他特典があります。
 
世界の皆様の協力をお待ち申し上げます。(当サイト、管理人代弁でした。)
 

6月の誕生花とその由来

6月の各日の誕生花とその由来をお届けします!6月は初夏から梅雨の季節へと移り、花々も鮮やかさと共にしっとりした風情を持つものが増えてきます。日本の文化や西洋の伝統が混ざり合い、季節感を反映した誕生花が揃っています。では、6月1日から30日までの誕生花とその由来を自然に紹介していきますね!


6月の誕生花とその由来

  1. 6月1日: バラ(Rose)
    • 由来: 5月16日などでも登場する「愛」の象徴。6月はバラが最盛期を迎えることからこの日に。西洋では結婚の季節とも結びつきます。
  2. 6月2日: タイム(Thyme)
    • 由来: 「勇気」を表し、古代ローマで戦士に贈られたハーブ。梅雨の始まりに力強さを与える花として。
  3. 6月3日: スイカズラ(Honeysuckle)
    • 由来: 「愛の絆」を象徴し、甘い香りが初夏の風に漂う姿が由来。つる性の花が絡み合う様子も背景に。
  4. 6月4日: ニゲラ(Nigella)
    • 由来: 3月8日と同じく「夢の中の恋」を表し、幻想的な花姿が梅雨のしっとりした雰囲気に合うとして再登場。
  5. 6月5日: ホタルブクロ(Campanula punctata)
    • 由来: 日本原産で「感謝」を象徴し、初夏の野に咲く姿がホタルの季節と重なることからこの日に。
  6. 6月6日: アジサイ(Hydrangea)
    • 由来: 日本の梅雨を代表する花で、「移り気」や「家族の団欒」を表す。6月の雨に映える姿が由来。
  7. 6月7日: クチナシ(Gardenia)
    • 由来: 5月6日と同じく「秘めた愛」を象徴し、6月に咲く白い花と香りが梅雨の風情に合うとして再登場。
  8. 6月8日: ジャスミン(Jasmine)
    • 由来: 「愛らしさ」を表し、甘い香りが初夏の夜を彩る花として。アラビア文化での人気も背景に。
  9. 6月9日: ハニーサックル(Honeysuckle)
    • 由来: 6月3日と同じく「愛の絆」を意味し、英国で初夏の庭を飾る花として再登場。微妙な名称違いでリストに。
  10. 6月10日: ラベンダー(Lavender)
    • 由来: 5月25日と同じく「期待」を象徴し、6月に咲き始める香りが梅雨の癒しに合うとして再登場。
  11. 6月11日: ユリ(Lily)
    • 由来: 「純粋」を表し、6月に咲く豪華な花が結婚式の季節にふさわしいことからこの日に。
  12. 6月12日: オダマキ(Aquilegia)
    • 由来: 5月29日と同じく「勝利」を象徴し、初夏に咲く独特の花形がこの時期に合うとして再登場。
  13. 6月13日: ツキミソウ(Evening Primrose)
    • 由来: 「無言の愛」を表し、夜に咲く姿が6月の長くなった夕暮れに映えることから。
  14. 6月14日: ハルジオン(Philadelphia fleabane)
    • 由来: 「追想」を象徴し、初夏の野に咲く素朴な花が梅雨時の静かな風情に合うとして。
  15. 6月15日: カンパニュラ(Campanula)
    • 由来: 4月23日と同じく「感謝」を表し、6月に咲く鐘形の花が初夏の優雅さに合うとして再登場。
  16. 6月16日: ベロニカ(Veronica)
    • 由来: 「忠実」を象徴し、ヨーロッパで初夏に咲く青い花が梅雨の清涼感にマッチ。
  17. 6月17日: グラジオラス(Gladiolus)
    • 由来: 「用心」を表し、剣のような葉と花が6月の力強さを象徴。夏への移行を感じさせます。
  18. 6月18日: タチアオイ(Hollyhock)
    • 由来: 「大志」を象徴し、背高く咲く姿が梅雨から夏へのエネルギーを表す花として。
  19. 6月19日: ガーベラ(Gerbera)
    • 由来: 3月15日と同じく「希望」を表し、明るい花色が6月の梅雨を彩るとして再登場。
  20. 6月20日: ルリタマアザミ(Eryngium)
    • 由来: 「秘めた愛」を象徴し、青い花が梅雨の空に映える初夏らしい花として。
  21. 6月21日: ツユクサ(Commelina)
    • 由来: 「懐かしさ」を表し、梅雨時に咲く小さな青い花が日本の風情に合うことから。
  22. 6月22日: カノコソウ(Valeriana)
    • 由来: 「親しみやすさ」を象徴し、初夏に咲く花が梅雨時の穏やかさにマッチ。
  23. 6月23日: ヤマボウシ(Cornus kousa)
    • 由来: 「友情」を表し、日本原産で6月に咲く白い花が梅雨の風情に合うとして。
  24. 6月24日: サボテン(Cactus Flower)
    • 由来: 「燃える心」を象徴し、乾燥に強い花が梅雨の終わりと夏の訪れを感じさせることから。
  25. 6月25日: ヒルガオ(Morning Glory)
    • 由来: 「絆」を表し、朝に咲く花が6月の清々しい朝を象徴。夏への移行も意識。
  26. 6月26日: マドンナリリー(Madonna Lily)
    • 由来: 「純潔」を象徴し、白いユリが6月の結婚シーズンにふさわしい花として。
  27. 6月27日: クローバー(Clover)
    • 由来: 4月2日と同じく「幸運」を表し、初夏の野に広がる姿がこの日に再登場。
  28. 6月28日: トルコキキョウ(Lisianthus)
    • 由来: 4月19日と同じく「感謝」を象徴し、6月に咲く優雅な花が梅雨の終わりを飾るとして再登場。
  29. 6月29日: ベゴニア(Begonia)
    • 由来: 「片思い」を表し、初夏から夏にかけて咲く花が6月の終わりを彩る花として。
  30. 6月30日: アガパンサス(Agapanthus)
    • 由来: 「恋の訪れ」を象徴し、南アフリカ原産の花が梅雨明け間近の6月末にふさわしいとされたようです。

補足

  • 6月の誕生花は、梅雨の湿度や初夏の華やかさを反映したものが多く、アジサイやユリなど季節感の強い花が目立ちます。
  • 由来は花言葉、開花時期、文化的な背景に基づいていますが、厳密な起源が不明な場合も多く、現代の慣習で定着したものも含まれます。
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